韓国旅行のベストシーズンとは!?
韓国旅行のベストシーズン
日本から飛行機で2時間で行けてしまう韓国は時差が無く、四季も日本と一緒なので旅行準備もしやすいオススメの国です。
しかし地理的に中緯度温暖性気候帯に位置するソウルは、春と秋が短く、夏と冬が長いという特徴があります。
東京など日本のほとんどの都市より高緯度にあるため、特に冬の寒さは厳しく、最高気温がマイナスとなることもあります。
一方で夏は最高気温が35℃を超えることもあり、夏と冬の寒暖差が大きいです。
9月から11月までは長雨や台風などもありますが、全般的に快適で過ごしやすく秋は韓国旅行のおすすめシーズンです。
特に紅葉の始まる10月初旬は日中の平均気温が20度前後と散策や登山に最適ですよ。
朝夜は気温が下がるので、羽織るものやストールなどで調節し体調を崩さないよう注意しましょう。
冬のソナタで有名なイチョウ並木がある『南島』は10月下旬から11月が紅葉の見頃になります。
また4月初旬からの春シーズンも暖かな陽気で過ごしやすいでしょう。
春(3~5月):暖かい陽気が特徴で桜も楽しめる
ソウルの春は乾燥して晴れた日が多いのが特徴で、基本的にはフェーン現象による暖かな陽気が続きます。
ただし4月中旬までは朝晩が冷え込むので、薄手のコートが必要です。
またこの時期は黄砂やPM2.5の影響が大きいため、眼鏡やマスクを用いるなど対策が必要になるでしょう。
韓国では3月下旬から桜前線が南端の済州島(チェジュド)から始まり、ソウルでは4月中旬ごろに桜の見頃を迎えます。
この時期にソウルを訪れる方は、ソウル観光と一緒に花見も楽しむことが出来ますね。
夏(6~8月):梅雨の後は本格的な暑さ対策が必要
ソウルは6月下旬から7月にかけて梅雨の時期です。
また8月には高温多湿によって地表熱の上昇気流によるにわか雨も増えるので、傘やレインコートの持ち歩きは必須です。
ソウルの夏は、海や登山などの屋外アクティビティが盛んな行楽シーズンとして賑わいます。
ただし年に2~3回ほど台風が通過することもあるので、旅行前に天気予報を確認しておくようにしましょう。
秋(9~11月):過ごしやすい季節でも朝晩と日中の寒暖差に注意
ソウルの秋は、春同様に移動性高気圧の影響によって乾燥した晴れの日が多いですが、時には台風や長雨の被害もあるので注意が必要です。
9月~10月は風も比較的弱く、また10月下旬~11月にかけては紅葉のベストシーズンになります。
平均湿度は70%前後と全体的に快適で過ごしやすく、観光に最適な季節と言えるでしょう。
冬(12~2月):氷点下の日も多いので防寒が必須
ソウルの冬は、大陸性高気圧による乾燥した空気と低い気温が特徴なので、最高気温が零下になることもあり、厳しい寒さへの対策が必要になるでしょう。
室内は暖房によって乾燥していて、屋外との温度差も激しいです。
厚手のコートやジャケットなどを持ち歩き、また室内でもマスクをするなど、防寒や防乾対策を行いましょう。
ソウルの冬は、雪が降ることも珍しくないので、外を出歩く際は、歩きやすい靴を履くようにしましょう。
韓国の梅雨
日本と同緯度にある韓国にも梅雨があります。
梅雨と言えば、日本では『6月』のイメージですが、韓国では『7月』です。
6月下旬から7月下旬までの約1ヶ月間、蒸し暑い天気と雨の降る日が交互に繰り返されます。
湿度は日本より低いので多少過ごしやすいでしょう。
この時期の降雨量は年間降雨量の約30%が7月に集中しているので、激しく強い雨に見舞われるそうです。
梅雨対策としては、韓国では普通の傘より折りたたみ傘を使う人が多く、
サイズは日本より一回り大きくて、観光地付近の地下鉄前では雨が降ると傘を売る屋台が現れます。
ソウルは坂が多くて起伏が激しいので、道路に雨水が溢れてしまうこともあるそうです。
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