Kポップアイドルグループ『KARA』のク・ハラ(28)がソウル市江南区の自宅で死亡したと24日、韓国各メディアが報じた。ソウル・江南警察署は自殺との見方を強め、死因を調べている。
24日午後6時ごろ、自宅で倒れているハラを知人が発見。警察と消防に通報したものの、後に死亡が確認された。
自身の境遇を悲観する手書きのメモがリビングのテーブルに置かれていたと、江南警察署が発表。ハラの部屋に出入りしていた家事手伝いが、連絡が取れないことを心配して訪れたところ発見に至ったという。
24日午前0時35分頃に帰宅する様子が防犯カメラに残されており、その後に自ら命を絶ったとみられる。
人気絶頂だった頃のKARA
昨秋には元交際相手への暴行疑惑、リベンジポルノ絡みの脅迫事件で訴訟に発展。さらに、ネット上でバッシングを受けるなど、心身共に追い込まれていたハラ。今年5月には、ソウル市内で自殺を図り、一時意識不明となった。
その後、活動拠点を日本に移し、６月にプロダクション尾木と契約。日本で本格的に活動をスタートさせ、11月13日に新曲『Midnight Queen』をリリース。14～19日には、4都市6公演のライブツアーを開催。20日と21日も日本で仕事をして、韓国・ソウルに戻ったばかりだった。
死亡する前日の23日には、韓国語で『おやすみ』と言葉を添えたインスタグラムを更新。帰らぬ人となった。
構成 シン上田
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